ドイツ・シーメンス中央研究所では、従来のシミュレータとは異なる新しいコンセプトに基づいた回路検証ツールCVEを作りました。
今日VLSI技術は発展は非常に速く、各開発メーカーとも、複雑なデジタル回路をより短い開発期間で作ることを余儀なくされています。この状況の下、開発された回路が論理上正しいことをすばやく検証する必要性が生じています。
CVEは、シーケンス回路を有限オートマトンとして扱います。計算された関数は回路仕様の対応する関数と、記号的に比較されます。
記号的な比較は、非常に信頼度が高いといえます。というのも、この比較は、すべての入力パターンを持つ回路をシミュレーションし、すべてのシミュレーション出力を検証するのと同等の性能を持つからです。また、CVEは、論理的なシミュレーションを繰り返すことなく、一度の自動的な比較で目的が達成されるので、回路検証時間を著しく短くすることができます。
CVEは、IF/Prolog V5.0制約処理パッケージとCとで書かれています。 (The IF/Prolog Newsbrief 95-10より)