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MINERVA2.4

このリリースでは、コンパイラが改善され、以下の新しい機能が提供されます。 状態を隠すためのオブジェクト・ 表記法の便利さを取り入れた関数ISO標準への準拠の改善・ dynamic (動的)述語の処理の改善・ SMTPクライアントを統合するアプリケーション例 です。

注:

  1. MINERVA2.4は、MINERVA2.3で生成されたバイナリーコードを実行することができます。  2.4で生成されたMINERVAバイナリーコード *.mbcは、 MINERVA2.3および それ以前のバージョンのMINERVA上での互換性はありません。
  2. MINERVAのソースプログラム*.minは、 MINERVA 2.3以降に対して、上位互換性を持ちます。 ただし、ISO標準に関する変更に関しては例外です。 (以下を参照して下さい。)

    より効率的なコンパイル結果を得るために、再コンパイルして下さい。

  3. MINERVAライブラリにアクセスするカスタムファイルをご使用の場合、 *.msp (MINERVAスタートアッププロパティ) および *.mca (MINERVAコンプレスアーカイブ )を更新して下さい。
  4. クライアント側のMINERVA 2.4アプレットは、Java 1.1とJava 1.2上 で実行されます。 (警告:Netscape 4.0.4以前のバージョンでは不十分です。)
    サーバー側のMINERVA 2.4サーブレットおよびアプリケーションを使用 する場合には、Java 1.2以降が必要です。 Java 1.4をお勧めします。
    minmakeを使用するためには、Java 1.2あるいはjviewが必要です。

新しい機能:

  1. オブジェクト

    オブジェクト指向のプログラミングは、特別な目的 を持つデータタイププログラムを定義して、それを操作する 目的で、好んで使われます。

    MINERVAでは、オブジェクトの内部状態を隠してクラス をプログラムし、それをメソッドでアクセスすることが できます。

    表記法のコンパクトさと、結果として得られる プログラムの使い易さが、この手法の利点です。

    詳細は以下にあります。 Manual/Reference/Objects/home_jp.html

  2. 関数

    関数は、関係の特別な重要な関係のケースでしばしば 使われるます。

    MINERVAでは、算術的関数および非算術的関数のプログラミング ができます。

    これにより、表記法のコンパクトさと効率が得られます。

    詳細は、以下にあります。 Manual/Reference/Functions/home_jp.html

  3. SMTPクライアントのアプリケーション例
    このアプリケーションをあなたのアプリケーションの インターネットメール クライアントのプラグインとして使うことができます。

    詳細は以下にあります。 ExamplePrograms/Applications/SMTP_Client/home_jp.html

  4. ISO標準への準拠の改善

    算術関連:

    ceil(切り上げ): 整数を返します。(以前は浮動小数点数)
    floor(切り下げ): 整数を返します。(以前は浮動小数点数)
    ceiling が設けられました。 (ceilと等価)
    ** が実装されました。(pow (冪乗)と等価)

    詳細は、以下にあります。 Manual/Reference/Predicates/arithm_eval/is/home_jp.html

    コンパイラ:

    minervacに、"-dynamic"オプションができました。 このオプションでコンパイルすれば、 ファイルの述語のすべてを動的述語としてコンパイル します。 これにより、生成されたコードの効率は減少することがありますが、 コンパイルされたファイルが、主に事実を含んでいた場合には、 効率があがります。

    "-dynamic"オプションを使ってコンパイルされたファイルは、 unload/1で、削除することができます。

    unload(+Package)
    
    詳細は、以下にあります。 Manual/Reference/Predicates/clause_creat_destruct/unload/home_jp.html unload/1で削除できうるファイルの候補は、以下で与えられます。

    loadad(?Package)
    loaded(?Package,-PredicateList)
    
    詳細は以下にあります。 Manual/Reference/Predicates/clause_creat_destruct/loaded/home_jp.html

    指令:

    コンパイラは、以下の指令を認識できるようになりました。
    :- initialization(Goal). % :- init(Goal).  と等価
    :- ensure_loaded(File).  % :- init(load(File).   と等価
    		% load/1 は一度に最高1ファイルしかロードしません。
    :- import(Package).      % ":- package(Package)." は、これに置換えねばなりません。
    

    詳細は以下にあります。 Manual/Reference/Directives/home_jp.html

    パーサー:

    ISO標準に従い、"'"のキャラクターコードは、0'''で示すことができるように なりました。 (以前は、0'\'のみ。)

    述語:

    current_predicate/1が加わりました。 ISO標準とは異なり、この述語は、引数に変数を許していません。

    abolish/1は、標準に従うようになりました。 つまり、ある述語に対してabolish/1をしたあとで、その述語を呼び出せば 未定義述語の例外処理が出されます。

    retract_all/1は、以前のabolish/1に置換わりました。 つまり、全ての節は削除されますが、動的には定義されたままです。 呼び出した場合には、失敗が戻されます。例外処理はされません。

  5. カーネルの改善

    コンパイラとランタイムシステムに改善が加えられました。

MINERVAのこのリリースにより、それ以前のバージョンのサポートを打ちきります。 MINERVAの以前のバージョンのリリースノートも再度お読みください。

次のリリースの為に、ご意見、ご希望をお寄せください。

続く..
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