99-04-23 健康診断管理システム

1. 健康管理支援システム

このシステムは九州工業大学情報工学部長澤 勲教授と国立病院九州医療センター 内科医長の上野道雄医学博士の共同作業で開発され、社団法人日本健康倶楽部福 岡,山口及び長崎の3支部で運用されています。

健康診断での500項目以上の問診、検査値などを入力し、6000以上のルールを使 って、日本語の説明文章(報告書案)を出力し、健康管理医(以下、管理医)に提供 します。管理医はこの報告書案に加筆修正を行い、報告書として受診者に届けま す。

現在、管理医の加筆修正率は1%未満で、コンピュータが作成した99%の文章 が管理医の判断でそのまま受診者に届けられています。 この自動生成された報告書案は、内容が豊富で、表現も理解し易く、受診者にた いへん喜ばれています。そのため、受診者が毎年 増え続けています。 管理医をはじめ健康診断に従事する関係者の労力が激減し省力化が達成されまし た。また何よりも判定ミス、見逃しが減少し健康診断の品質が向上しました。

平成元年の導入から現在までに、九州・山口の500社以上(1998年実績約10万人) の健康診断の結果がこのシステムにより分析されています。今後は、事業所別の判定基 準や新しい病気などについての知識を組み込みたいと考えています。 また、現在は生活習慣病検診のために使用されていますが、65歳以上の方を対象 とした健康診断のための分析にも利用できるよう知識を加えたいと考えていま す。

このシステムの医学知識の推論機構がIF/Prologで書かれています。なお、販売・ 保守管理は、有限会社なうデータ研究所が行なっています。

詳しくは、http://www.cad.mse.kyutech.ac.jp/NetHCS/index.htmlをご覧下さい。


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