トータルネットワーク管理システム (TNM)は、アメリカのAT&Tが 開発した、テレコミュニケーションネットワーク装置・スイッチの 問題点の早期発見と、その解決のためのシステムです。 ネットワークからの警告が分析され、現在生じている問題点に 関する全体的な把握ができるようにします。
テレコミュニケーションの主要なハブセンターでは、ネットワークの 維持を行なうオペレータが数人いますが、コンピュータの画面に 現れる警告メッセージが多いため、オペレータは、情報の流れについ ていくことができないとの問題があります。 そこで、AT&Tでは、出来事の相関性の特徴検出システム (Event Correlation Expert feature package - ECXpert)を開発し、 TNMシステムに取り込みました。ECXpertは警告メッセージを半自動的に 解釈し、オペレーターが重要なネットワークの欠陥に集中できるよう 注意を喚起します。
このTNMシステムのユーザーは、独自のテレコミュニケーションネット ワークの必要に沿ったルールを書くことができます。
ECXpertは、C++とIF/Prologで実現され、C++のオブジェクト 指向と、Prologの推論・メタ言語操作の機能を利用しています。
ECXpertは、現在、アメリカ合衆国・欧州の30以上のテレコミュニ ケーションセンターの事務所にインストールされています。