| 大韓民国電力 (KEPCO)では、1988年、給電システムにおける荷重
転送分析のためのエキスパートシステムの開発を開始し、このシ
ステムは1995年より稼働しています。
悪天候や交通事故により給電線に欠陥が生じた場合に、システム
管理者は、欠陥箇所を見つけ出し、修理の間隣接する給電線から荷
重を転送して、欠陥部分を絶縁し給電停止地域を最小限に抑え、
供給過剰される地域がないように作業をします。 このため、
給電線間に自動ブレーカーが設けられ、システム管理者はブレーカ
ーの開閉を決定します。
荷重転送は、支障時に問題部分以外の地域を活性化するためのみな
らず、 不慮の事故の分析をすることにより、予め故障が起きる前
に荷重転送の可能性を調べるためにも必要です。
適切な荷重転送を行なうために、システム管理者は、システム構成
を観察し、主トランスの容量などの分散システムの制約を考慮して、
隣接する給電線を選択し、荷重転送のために作動させるブレーカの
開閉を決定します。この決定は非常に複雑でシステム化が望まれて
いました。
開発されたシステムは、米Sun Microsystems社製ワークステーション
上、Trigem Computer社のKorean OSF/MotifとIF/Prologを使用し開発
されました。システムインテグレーションは、Korea Infornet社が
行ないました。
|